人と同じことをすること。
人と同じ行動をすること。
それを良しとする教育を受けてきました。
でも、それは自分にとって良いことではないかも知れません。
人とちがうことをしてるから人とちがう結果が出る
人と同じことをしていたら、大きな失敗はないかも知れないけど、
必ず言えることは、「成功はない」ということ。
学生時代は、みんなと同じが良しとされてきた。
それはなぜ?
それは、先生が生徒を扱いやすいから。
社会に出ても、みんな同じが良しとされてきた。
それはなぜ?
それは、社長が社員を扱いやすいから。
ぜんぶ理由がある。
そういう教育をするには、ぜんぶ理由があったのだ。
失敗ばかりの主人公に共感
著者の井上はじめさんは、車にはねられて大事故にあってしまいます。
歩けないほどの、大事故。
ふつうなら、メンタルまで病んでふさぎこみそうですよね。
でも、その井上はじめさんはそこが違うんです。
めっちゃ、勉強するんです。
・本をたくさん買ってお金の勉強をする
・デイトレをする→失敗
・高額塾に入る→失敗
・うまくいかず、奥さんに怒られる
失敗って失敗?
ここまで失敗だらけだと、残念なかわいそうな人。
と、思えてきますよね。
しかしです。
失敗ってなんなんでしょう?
わたしは、この井上はじめさんの挑戦して失敗している姿を見て
なんだか人ごとに思えなかったんです。
というのも、同じように挑戦しては失敗した過去があるからです。
・謎の高額塾に入ったり
・物販をやってもイマイチだったり
・仮想通貨でサギられたり
その時期、貯金のほとんどが吹っ飛びました。
ですが、失敗なんでしょうか?
行動しない限り、失敗も成功もなかったのです。
成功できない道が一つ二つと潰されたと、とらえることはできないでしょうか?
確かに、うまく行かなかったときはガックリきます。
だけど、それはもう過去なんです。
適正ってあるよね
現状、仕事でうまくいってない人。
もしかすると、努力不足・・・ではなく向いてないだけかもしれません。
わたしは、とにかく接客業は向いていないです。
人と話すと緊張して、どもってしまいます。
プチパニックになっているので、冷静ではいられないので、ミスも多発します。
思い出しただけでも、しんどくなってしまいます。
誰でも、適材適所というのがあります。
わたしでいうと、コツコツ1人でマイペースに作業できる仕事であれば、ずっとストレスもなく仕事ができます。
自分が得意で他人が不得意なことがある
・地道にコツコツ作業が得意なわたし
・地道にコツコツ作業が不得意なあなた
・笑顔で元気で接客が得意なわたし
・笑顔で元気で接客が不得意なあなた
というように、みんな得意、不得意があります。
ガマンも必要かもしれないけど、
ガマンせず、得意を探してみるのも良いかもしれません。
ちなみに、井上はじめさんは不動産投資がめっちゃ向いていて、
成功されています。あっぱれですね!
具体的に投資先もありがとう
不動産投資の前に、投資信託をがっつりやってて、たんまりお金を貯めていた井上はじめさん。
この本には、具体的に投資信託先まで教えてくれています。
・どの証券口座がいいのか
・証券口座にお金を入れる
・どの商品を選ぶのか
・注文の仕方
ありがたすぎる!
それにしても、手取り22万円でもがっつり投資信託してたから、お金持ちになれたわけですもんね。
周りから反対もされたそうですが、
そこで自分を信じてブレないところが素晴らしいです。
人と違うからこそ、人と違う結果が出る。
そういうことを改めて、考えさせられる本でした。
投資やお金のことに詳しくなくても、サクサクと読めちゃう本です^^