マスクを外すたびにギョッとする、頬のたるみ
朝、鏡の前でふと真顔になった瞬間、口角がキュッと下がっているのに気づいてドキッとしたことはありませんか。写真に写った自分を見て「あれ、こんなに頬が下がってたんだ」とショックを受けたり、久しぶりに会った人に「疲れてる?」と聞かれて、実は寝不足でも何でもなかったり。
その「老けて見える」感じ、年齢のせいだけじゃなくて、表情筋がこっそり衰えているサインかもしれません。
私も元セラピストとして人と向き合う仕事をしていた頃から、表情って本当に印象を左右するんだなと感じてきました。今もコールセンターでお客様と電話でやり取りする毎日ですが、声だけの仕事だからこそ、休憩中にふと鏡を見たときの自分の顔つきに驚くことが増えた気がします。
以前は「たるみ=年齢だから仕方ない」で片付けていた

正直、少し前まではほうれい線やフェイスラインのもたつきを見ても「もう40代だし」で流していました。スキンケアで保湿さえしていれば十分だと思っていたんです。でも、化粧水や美容液をどれだけ丁寧に塗っても、頬の位置そのものが下がっていたら印象は変わらない。保湿と「支える力」は別の話なんだと気づいたのは最近のことでした。
たるみの正体は「表情筋の使われなさ」だった
調べてみると、顔には30種類以上の筋肉があり、日常生活で実際によく動くのはそのうちのごく一部なのだそうです。特にマスクを長く着ける習慣がついたり、在宅やデスクワークで人と話す機会が減ったりすると、口まわりや頬の筋肉を使う場面がぐっと少なくなります。
筋肉は使わなければ衰える。それは腕や脚と同じで、顔の筋肉も例外ではありません。表情筋が衰えると、皮膚や脂肪を支える土台がゆるみ、重力に負けて頬やフェイスラインが下がって見えるのだそうです。さらに自律神経の乱れやストレスで血流が滞ると、筋肉に栄養が届きにくくなり、むくみも重なってよりたるんで見えることもあるとのこと。「老化」だけで片付けず、「使われていない筋肉がある」と考えると、対策のしようがあると思えて少し気持ちが軽くなりました。
夜のたった1分、表情筋をゆるめて動かす習慣
私が試してみたのは、お風呂上がりに顔用のマッサージクリームやオイルを頬にのせて、指の腹でこめかみに向かって優しく引き上げるように流すケアです。ゴシゴシこすらず、あくまで「なでる」くらいの力加減で。仕上げに「あ・い・う・え・お」を大げさな口の動きでゆっくり発音するだけの表情筋トレーニングも一緒に取り入れました。
たった1分ですが、続けて2週間ほど経った頃、鏡を見て「あれ、心なしか頬の位置が上がった気がする」と感じる日が増えてきました。
正直なデメリット・合わない人
即効性を期待すると拍子抜けするかもしれません。1〜2回で劇的にフェイスラインが変わるわけではなく、地道に続けて初めて「あれ、変わったかも」と感じられる程度です。また、力を入れすぎたり同じ場所を強くこすったりすると、逆に肌への摩擦負担になってしまうこともあるので、あくまで「優しくなでる」を意識してください。
どんな人におすすめか
・人と話す機会が減って、表情を動かすことが少なくなった方
・保湿ケアはしているのに、たるみやほうれい線が気になる方
・マッサージや美顔器は続かなかったけれど、1分だけならやれそうな方
今日からできる3つのアクション
いきなり全部を完璧にやろうとすると続きません。私自身、最初は張り切りすぎて3日で挫折しかけました。今は次の3つだけを意識しています。
・お風呂上がりに1分だけ、頬をこめかみに向かって優しくなでる
・一人の時間でも、口を大きく動かして声に出して独り言を言ってみる
・スマホやパソコンを見るときは、無表情のまま固まっていないか時々意識する
特に最後の「無表情チェック」は、コールセンターで画面を見ながら電話対応している最中に自分でもハッとすることがあります。声のトーンは笑顔を意識していても、顔の筋肉そのものは動いていないことが多いんですよね。気づいたタイミングで軽く口角を上げるだけでも、積み重ねると違ってくる気がしています。
まとめ
- ほうれい線や頬のたるみは、老化だけでなく「表情筋の使われなさ」が関係している
- 筋肉は使わなければ衰える。顔の筋肉も腕や脚と同じ
- お風呂上がりの1分、優しいマッサージと表情筋トレーニングを習慣にする
- 即効性はなく、2週間ほど続けてようやく変化を感じられる
- 強くこすらず、あくまで優しく「なでる」意識で
「老けたな」で片付けてしまう前に、今日のお風呂上がり、1分だけ頬に手をかけてみませんか。
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