布団に入った瞬間は暖かいのに、しばらくすると足や背中はぬくもってきたのに、なぜかお腹のあたりだけひんやりしたまま。パジャマの上から触ってみても、たしかに他の場所より冷たい気がする。そんなこと、増えていませんか。
朝起きたときに、なんとなくお腹が重い、キュルキュルと違和感がある。「昨日ちゃんと布団をかけて寝たはずなのに」と首をかしげたこと、私もこの時期は毎年あります。
こんにちは。元セラピストのまみです。夏の間は「クーラーでお腹が冷える」対策ばかり気にしていたのですが、涼しくなってきたこの時期になると、今度は寝ている間の「寝冷え」という別の形でお腹の冷えがやってくることに気づきました。
なぜ秋の夜だけ「お腹の寝冷え」が起こりやすいのか

秋の夜は、日中と朝晩の気温差がいちばん大きくなる時期です。寝る前は「まだそこまで寒くない」と感じて薄手の掛け布団のままにしていると、明け方にかけて室温がぐっと下がり、体が対応しきれなくなります。
しかも、寝返りを打つたびにパジャマがめくれたり、掛け布団と体のあいだに隙間ができたりして、いちばん先に冷気にさらされるのがお腹まわりです。手足は寝ている間も動かすことで多少血流が保たれますが、お腹は寝ている間ほとんど動かないぶん、冷えがそのまま居座ってしまいやすいんですよね。
寝ている間に内臓が冷えると、腸の動きが鈍くなって、朝の重だるさや食欲のなさにつながることもあると言われています。「昨日の夜、寒かったかな」くらいに軽く考えていましたが、地味に朝の調子を左右しているようです。
①寝る前に、お腹まわりだけ「一枚多く」する
まず変えたのが、寝るときの服装です。全身を厚着すると寝苦しくなってしまうので、お腹まわりだけ布一枚を足すようにしました。
薄手のキャミソールやTシャツをインナーとして重ねるだけでも違いますが、私が特に実感したのは、寝返りを打ってもズレにくい腹巻き付きの部分パジャマです。「布団から出るお腹」をそもそも作らないという考え方に変えてから、朝の重だるさがかなり減りました。
②寝る直前に、お腹だけ先に温めておく
布団に入ってから温まるのを待つのではなく、寝る直前にお腹そのものを温めておくのも効果がありました。
私が続けているのは、就寝の少し前に貼るタイプの温感シートをお腹に貼っておく方法です。就寝用として低めの温度でじんわり続くタイプを選べば、寝ている間ずっと肌に触れていても安心感があります。
- 入浴後、体が温まっているうちに貼る
- 直接ではなく下着やパジャマの上から貼る
- 熱さや違和感を感じたらすぐにはがす
「冷えてから温める」のではなく「冷える前に温めておく」だけで、寝ている間の体感がずいぶん変わります。
③掛け布団の「すき間」を寝る前にチェックする
意外と見落としがちなのが、掛け布団とベッド・敷布団のあいだにできる隙間です。特に体の横、お腹の脇のあたりに隙間があると、そこから冷気が入り込んできます。
寝る前に、横向きになったときに布団の端が体の下に少し入り込むように整えるだけで、寝返りを打っても隙間ができにくくなります。布団の「かけ方」ひとつで、寝冷えのしやすさはかなり変わると実感しています。
こんな人は特に気をつけて
- 朝起きるとお腹が重い、または違和感がある
- 寝相が良く(悪く)、寝返りが多いほうだと思う
- 掛け布団はまだ夏用の薄いものを使っている
- 手足より先にお腹が冷たいと感じることが多い
思い当たる項目が多いほど、寝ている間の「お腹の寝冷え」が起きている可能性があります。夏の間の「お腹だけ冷える」対策と合わせて、季節ごとのお腹の冷え対策として覚えておいてもらえたら嬉しいです。
まとめ
秋の夜にお腹だけ冷たくなるのは、気温差と寝ている間の姿勢が重なって起こる、誰にでも起こりうる変化です。
- ①お腹まわりだけ一枚多くする
- ②寝る前にお腹を先に温めておく
- ③掛け布団のすき間を寝る前にチェックする
どれも今夜からすぐに試せることばかりです。朝起きたときにお腹が軽いと感じられたら、それだけで一日のスタートがぐっとラクになります。今日から少しずつ、試してみませんか。

