夕食の時間になっても、なんとなくお腹が空かない。冷たいものばかり欲しくなって、気づけば素麺かアイスで済ませてしまう。そんな日、続いていませんか。
私も毎年この時期になると、食欲が細くなっていくのを感じます。「ちゃんと食べなきゃ」と思う一方で、キッチンに立つ気力すら出ない日もあって、そんな自分に少し落ち込むこともありました。食べられないことへの罪悪感まで抱えてしまうと、体だけでなく気持ちまで疲れてしまうんですよね。
夏バテによる食欲不振、放っておくとどうなるか

夏バテの食欲不振は、暑さで自律神経が乱れて胃腸の働きが落ちることが大きな原因だと言われています。「食べたくないから食べない」を続けていると、体力も気力もじわじわ削られて、夏の後半になって一気に疲れが出てしまうことがあります。私自身、以前は「そのうち涼しくなれば戻るだろう」と放置していたのですが、結局8月の終わりに寝込んでしまった経験があります。
「食べる量」より先に見直したこと
転機になったのは、無理に食事量を増やそうとするのをやめたことでした。食べられない自分を責めるより、まず胃腸の負担を減らす方向に切り替えたんです。
1. 冷たい飲み物より「常温+経口補水」を選ぶ
冷房で体が冷えているのに、さらに冷たい飲み物を流し込むと胃腸はますます動きにくくなります。常温の水分に切り替えて、汗をたくさんかいた日は経口補水タイプのゼリーや飲料を1つ足すようにしたところ、だるさの底上げがされている感覚がありました。塩分と水分を一緒に補えるのが自分に合っていたようです。
2. 「一食全部」ではなく「一口だけ」から始める
食欲がない日に無理して定食を完食しようとすると、それ自体がストレスになります。「まず一口だけ食べてみる」と決めてハードルを下げると、意外と箸が進むことが多いと気づきました。食べられた分だけでOKと自分に言い聞かせるようにしています。
3. 食事の前に軽く体を動かす
デスクワークで座りっぱなしの日は、余計に食欲が出にくい気がしています。夕方に5分だけ近所を歩く、軽くストレッチするなど、少し体を動かしてから食卓につくようにすると、驚くほど「お腹が空いた」という感覚が戻ってくることがありました。
実際に続けてみて感じた変化
この3つを意識するようになってから、「今日も食べられなかった」と自分を責める回数が減りました。食べる量そのものより、食べられない自分を責めないことのほうが、結果的に体調の立て直しにつながっている気がしています。もちろん、あまりに食欲不振が続く場合や、体重減少が大きいときは無理せず病院に相談することも大切です。
まとめ
夏バテの食欲不振は、気合いで乗り切ろうとするとかえって悪化しやすいものです。
- 冷たい飲み物より常温+経口補水で胃腸の負担を減らす
- 「一食全部」ではなく「一口だけ」から食べ始める
- 食事の前に軽く体を動かして空腹感を取り戻す
食べられない自分を責めなくて大丈夫です。小さな工夫を積み重ねながら、無理のないペースでこの夏を乗り切っていきましょう。

