ランチのあと、机に突っ伏しそうになる
お昼ごはんを食べ終えて席に戻った瞬間、まぶたが鉛のように重くなる。頭がぼーっとして、さっきまで読んでいた資料の内容がまったく入ってこない。コーヒーを飲んでも眠気はしつこく居座ったまま。そんな午後、心当たりありませんか。
私も長年、これは「単なる寝不足」か「歳のせい」だと思っていました。夜ちゃんと寝ているはずなのに、ランチのあとだけ異常に眠い。おかしいなと思いながらも、そのまま何年もやり過ごしていたんです。
前は「気合いが足りない」と自分を責めていた
以前の私は、この眠気を意志の弱さのせいだと思い込んでいました。ガムを噛んでみたり、席を立って軽くストレッチしてみたり。その場しのぎで対処しては、また翌日も同じように机に突っ伏しそうになる。この繰り返しでした。
「みんなこんなものなのかな」と諦めかけていたのですが、あるとき栄養の本で「血糖値スパイク」という言葉を知って、なるほどと腑に落ちました。
なぜ食後にどっと眠くなるのか

炭水化物を中心に、糖質の多いものからガツガツ食べると、血糖値が急激に上がります。すると体はそれを下げようとインスリンを大量に分泌するのですが、この働きが強すぎると、今度は血糖値が急降下してしまう。この乱高下が「血糖値スパイク」と呼ばれる状態です。
血糖値が急降下したタイミングで、脳のエネルギーが一時的に不足して、強い眠気やだるさとして出てくるのだそうです。気合いや根性の問題ではなく、体の中で起きている糖の乱高下が原因だったんですね。
元セラピスト時代、お昼休憩明けに「体が重くてやる気が出ない」と話す方が多かったのを覚えています。当時は「食休みが足りないのかな」くらいにしか考えていませんでしたが、今振り返ると、あれも血糖値の急上昇・急降下が関係していたのかもしれません。
私が変えたのは「食べる順番」と、食物繊維のひと工夫
大好きな白いご飯を減らすのも、糖質を完全に断つのも、正直続けられる自信がありませんでした。そこで行き着いたのが、量はそのままに「食べる順番」を変えることです。野菜やきのこ、海藻などの食物繊維を最初に、次にお肉やお魚などのたんぱく質、最後にご飯やパンという順番にするだけ。
外食やコンビニ弁当で野菜から食べる余裕がない日は、食事の最初にこのタイプのサプリを飲んでから食べ始めるようにしています。食物繊維が糖の吸収をゆるやかにしてくれるので、順番を守れない日の保険として重宝しています。
実際に2週間続けてみて感じたこと
一番の変化は、13時から14時にかけての「使いものにならない時間」がなくなったことです。以前は毎日のように襲われていた強烈な眠気が、完全にゼロにはならないものの、明らかに波が穏やかになりました。
眠気そのものをなくすというより、急降下の角度をゆるくして、集中力が保てる状態にしておくのが、私には合っていたようです。
正直なデメリット・合わない人
食べる順番を変えるだけでも、外食やお弁当だと最初に野菜が入っていないことも多く、毎回きっちり守るのは正直難しいです。忙しい日は結局ご飯から食べてしまうこともあります。
またサプリはあくまで補助であって、糖質そのものを減らすわけではありません。「これを飲めば好きなだけ食べても大丈夫」というものではないので、過信は禁物です。強い眠気以外に、めまいや動悸など他の症状も伴う場合は、自己判断せず一度医療機関に相談することをおすすめします。
どんな人におすすめか
・ランチのあと、決まって強烈な眠気に襲われる方
・炭水化物から先に食べる癖があり、なかなか直せない方
・外食やコンビニ食が多く、野菜から食べる余裕がない日が多い方
まとめ
- 食後の強い眠気は、血糖値の急上昇・急降下が原因のことがある
- 気合いや寝不足だけのせいではなく、体の仕組みによる反応
- 野菜・たんぱく質・炭水化物の順番で食べると急上昇をゆるやかにできる
- 順番を守れない日は食物繊維サプリを最初に飲むのも一つの手
- 眠気以外の症状も強い場合は自己判断せず専門家に相談を
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ランチのあとの眠気に悩まされていた方、よかったら「最初のひと口」から試してみてくださいね。

