元セラピストがマッサージボールではなく「ラクロスボール」を選んだ理由

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手が届かない「あの場所」のコリ、どうしていますか?

こんにちは。元セラピストの私です。肩甲骨のキワ、背中の真ん中、腰の奥…。コリがいちばん溜まる場所ほど、自分の手では届かないんですよね。セラピスト時代、お客様の体をほぐしながら「ここ、自分では絶対押せないだろうなぁ」といつも思っていました。

そして自分がデスクワーク側の人間になった今、まさにその「届かない場所」に悩まされています(笑)。今日は、そんな私が毎晩使っている、小さくて頼れる相棒の話です。

マッサージボールとラクロスボール、どっちを買う?

セルフほぐし用のボールを探すと、大きく2つの選択肢が出てきます。突起がついていたり2個つながっていたりする「マッサージボール」と、スポーツ用品の「ラクロスボール」。実はセルフケア界隈では、ラクロスボールをほぐしに使うのは定番なんです。

私も両方でさんざん迷って、最終的にラクロスボールを選びました。理由は…正直に言うと、安かったから(笑)。マッサージ専用品の半額以下で買えることも多いんです。「まず試したい」の一歩目として、この気軽さは正義でした。

私が選んだのはピンクのラクロスボール

色をピンクにしたのには、可愛いから以外にも実用的な理由があります。ボールって、使っているとコロコロ転がってどこかへ行ってしまうんですよね。夜の薄暗い部屋で転がっても、ピンクならすぐ見つかる。暗闇で踏んづける事故も防げます。地味なようで、毎日使う道具にはこういう小さな工夫が効いてきます。

知っておいてほしいのは、ラクロスボールはマッサージ専用ボールに比べて「硬い」のが特徴だということ。ゴム製でずっしり詰まっていて、体重をかけるとしっかり奥まで届きます。この硬さは長所でもあり、後述する注意点でもあります。

マットの上に置いたピンクのラクロスボール

私の使い方

  • 壁と背中にはさんで:肩甲骨のキワに当てて、膝を軽く曲げ伸ばししながら上下にコロコロ。立ったままできるので、テレビを見ながらでもOK
  • 床に置いてお尻や太もも裏に:座り仕事でガチガチになったお尻の筋肉に体重をかけて、ゆっくり圧をかけます
  • デスクで前腕に:マウスやスマホで疲れた腕を、机の上でボールに乗せてコロコロ。これが地味に気持ちいいんです
  • 足裏に:立ったまま踏んでコロコロ。一日の終わりのご褒美です

コツは、「痛気持ちいい」の手前で止めること。硬いボールほど、圧のかけ方は「体重を少しずつ預ける」が正解です。グリグリ強く押すのは筋肉を痛めるのでNG。元セラピストとして、ここだけは強くお伝えしておきます。

前腕をラクロスボールでほぐしている使用シーン

テニスボールじゃダメなの?

よく聞かれる質問です。テニスボールでも代用はできますが、使い比べるとけっこう違います。テニスボールは中が空洞なので、体重をかけるとつぶれて圧が逃げやすい。その分刺激はマイルドですが、「奥のコリに届いた」という手応えは弱めです。ラクロスボールは中まで詰まったソリッドなゴムなので、つぶれずに圧がまっすぐ入ります。使い込んでもへたりにくいのも長所ですね。

刺激の強さで並べると、テニスボール(やさしい)→ ラクロスボール(しっかり)というイメージ。初めてで不安な方はテニスボールから、物足りなくなったらラクロスボールへ、という順番でもいいと思います。

最初の1週間は「足裏から」がおすすめ

いきなり背中や腰にいくのではなく、まずは足裏で「圧の感覚」をつかむのがおすすめです。立ったまま、体重のかけ具合を自分で細かく調節できるので、失敗がありません。足裏が慣れてきたら、お尻→壁を使って背中、と進んでいくと、体がボールの使い方を覚えてくれます。焦らず、気持ちいい範囲で少しずつ。セルフケアは「翌日も、またやりたいと思える強さ」がちょうどいい強さです。

正直なデメリット

やっぱり「硬さ」は好みが分かれるところです。特に、仰向けに寝て背中の下に置くと全体重がかかるので、圧の調節が難しい。私も背中をゴリゴリしたい日は、壁を使って角度で圧を加減しています。「柔らかい刺激じゃないと無理」という方は、シリコン製のマッサージボールや、テニスボールから始めるほうが合っているかもしれません。

こんな人におすすめ

  • 肩甲骨まわり・お尻・足裏など、手が届かない場所のコリに悩んでいる人
  • マッサージ専用品を買う前に、まず安く試してみたい人
  • しっかりめの強い刺激が好きな人
  • 整体やマッサージに通う頻度を少し減らしたい人

まとめ

  • 手が届かないコリには、ボールを使ったセルフほぐしが手軽で続けやすい
  • ラクロスボールは安くて丈夫。「まず試す」の一歩目にぴったり
  • 硬めの刺激なので、圧は「少しずつ体重を預ける」が鉄則
  • 仰向けでの背中ほぐしは圧調節が難しいのが正直なデメリット
  • ピンクなど明るい色を選ぶと、転がっても見つけやすい

数百円の小さなボールですが、毎晩の「自分メンテナンス」の相棒としては十分すぎる働きをしてくれますよ🌿

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