スマホを持つ手の、親指の付け根がジーンとする
寝る前にスマホを見ていたら、親指の付け根がジーンとだるくなってきた。ペットボトルのふたを開けるときに、ちょっと力が入りにくい。そんな経験、ありませんか。
こんにちは。元セラピストの私です。秋の夜長でスマホを触る時間が増えたからか、私も親指の付け根がじんわり重くなる日が増えました。「手なんて使うのが当たり前だし」と放っておいたのですが、手のケアの順番を少し変えたら、ずいぶん軽くなりました。
なぜ、親指の付け根が疲れるの?

親指は、手の中でいちばんよく動く指です。スマホを片手で持って、画面をスクロールして、タップして……と、気づかないうちに一日中働いています。特に、親指をぐっと反らせたまま、スマホの重さを支えている時間が長いと、付け根まわりの筋肉やスジに負担がたまりやすいと言われています。
さらに秋は気温が下がり、手の血のめぐりも落ちがち。冷えた手で動かし続けると、こわばりやすくなります。私が元セラピストとして施術をしていた頃も、「親指側だけパンパンに張っている」という方はとても多かったです。
私が続けている3つの習慣
①スマホは「指で持たない」。手のひら全体で支える
つい小指と薬指で下から支えて、親指だけで操作していませんか。私は、スマホを手のひらにのせるように持ち、操作は両手で行うようにしました。長文を打つときだけでも両手に切り替えると、親指の疲れ方がはっきり変わります。寝転がって見るときは、顔の上で持たずに枕元に立てかけています。
②お風呂上がりに「親指のつけ根ほぐし」を1分
手が温まっているお風呂上がりに、反対の手の親指で、親指の付け根のふくらみ(手のひら側)をやさしく円を描くようにほぐします。強く押す必要はありません。「気持ちいいな」と思う強さで、片手30秒ずつ。そのあと、親指をゆっくり大きく回して、最後にグーパーを5回。痛みを我慢してグイグイ押すのは逆効果なので、そこだけは気をつけてくださいね。
③手を冷やさない。スマホ時間のあいだ、手首まで温める
冷えた手は固くなりやすいので、寒い日はスマホを触る前に手をこすり合わせたり、手首を温かい飲み物のカップで包んだりしています。そのうえで、親指の付け根や手首を軽くサポートしてくれる、薄手のサポーターも取り入れました。家事をするときや寝る前のスマホ時間だけ着けるようにしたところ、夕方のだるさが残りにくくなりました。
私が使っているのはこちらのタイプです。
選ぶときに見てほしいポイント
- 締めつけが強すぎないか:指先が冷たくなったりしびれたりするほどきつい物は避け、「ゆるめ」「薄手」から始めます
- サイズが合うか:手首まわりを測ってからサイズ表で選びます
- 洗えるか・蒸れにくい素材か:毎日使うものなので、清潔に保てるかも大事です
注意したいこと
ここまでの内容は、日常のちょっとした手の疲れに向けた、私自身のセルフケアです。ただ、痛みが何日も続く、腫れや熱っぽさがある、指がしびれる、動かすとひっかかる感じがあるといったときは、セルフケアで頑張りすぎず、早めに整形外科などの医療機関に相談してくださいね。
また、サポーターは、肌に合わないときや痛みが出たときは使用をやめてください。持病のある方や心配のある方は、事前に医師に相談すると安心です。
手首のだるさが気になる方は、こちらの記事も参考にしてみてください。→タイピングで手首・腕がだるい人へ。毎日3分の手首ほぐしルーティン【腱鞘炎になる前のケア】
スマホ姿勢で肩が内側に入りがちな方はこちらもどうぞ。→【巻き肩改善】3つの朝ストレッチ|気づけば肩が内側に丸まっていた話
まとめ
- 親指の付け根のだるさは、スマホを親指で支え続ける負担と、手の冷えが重なって起こりやすい
- スマホは手のひら全体で支え、長文は両手で打つ
- お風呂上がりに親指の付け根を1分、やさしくほぐす(痛いほど押さない)
- 手首まで温めて、薄手のサポーターも味方に。痛みやしびれが続くときは早めに受診を
今夜スマホを持つとき、まず手のひらにのせるところから変えてみませんか。ジーンとしていた親指の付け根が、少しずつ休めるようになるはずです。

